皆さん明けましておめでとうございます。
本年も鳴沢村便りでお世話になります。
さて、今回の鳴沢村便りは、年末行事の餅つき風景と正月飾り作り。
もう一つは毎年正月19日に開催されている三浦講についてご紹介します。
鳴沢村で行われる餅つきは、12月の28日若しくは30日に行われるのが一般的です。
29日に餅つきをする事は『にく』餅と言い、憎まれるという事に通じるから執り行わないそうです。31日に行わないのは、お供えが一夜飾になるので執り行わないそうです。
また、都会のように新年明けてから餅つきをする家はほとんど見かけません。我が家では正月飾りのお供えも作るため家族総出で餅つきをし、お供えも皆で創り、お昼には餅つきを終わらせ、搗きたてのお餅をきな粉や小豆アンを塗したり、からめたり、また大根おろしの辛味餅などで食します。
午後からは藁を使って注連縄編みを行います。親戚が数件集まり注連縄を編みますが、縄を編むのはその家の家長が編み、次世代の家長候補(笑)?が綺麗に整える通称『ひげ切り』を担当します。
正月飾りも神棚や家の中に祀られている神様以外に玄関、各種水廻り、火の元、車、倉庫、餅つきをした臼、杵、のし板など色々な所にお供えをおき、御祀りします。
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| 臼と臼を清める藁 |
お供えづくり |
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| 皆で餅つき |
注連縄のひげきり |
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正月飾り・・・・・ 橙(代々繁栄)
昆布(喜ぶ)
ゆずり葉(譲り受ける)
干し柿(幸せをかき集める)
麻紐(切れない)など |
最後に三浦講について。
鳴沢村には姓を通じて発会した講として渡辺講・小林講・三浦講がありました。
ただ、時の流れにより現存する講は三浦講一つとなりました。
この三浦講 大正2年に発会し、現在に受け継がれています。
毎年正月19日に集まり決め事や貯金などをし、有事に備えたとの事です。
話によると村人の中に優秀な子供がいると積み立ての中から学費を出してやり、進学を支援したりしたそうです。
これも古き良き時代の伝承すべき行事とし、最後の講組織として先人達が築きあげた講を伝承していきたいと考えています。
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