『日本のPTPLスカラシップ奨学生 からのメッセージ』

東京農業大学大学院 農学研究科林学専攻
坂本晋一朗

 はじめまして、東京農業大学大学院の坂本晋一朗です。私の研究テーマは、人間の開発行為や自然の災害によって傷つき荒廃してしまった地域を、その地域の復元力を生かしながら元々あるべき自然の姿に回復させることです。特に、砂漠化地域などの植物の生育環境が厳しい場所での自然回復を目指して研究を行っています。
 私は、この研究を通じて、傷ついた地域の自然を回復させることは、私だけの研究ではないと思います。それは、みんな地球という星の豊かな自然の恵みの中で生きています。この豊かな自然をいつまでも守りながら、傷ついたところを癒せるのは、この星の中で生きているみんなです。そして、星に住む人々が一緒に考え、互いに手をとり協力し、人と自然と共存しながら、地球というかけがえのない星をみんなの力で大切に守っていきたいです。
 そこで、私からアジアのスカラシップ奨学生たちにお願いがあります。
 2005年9月25日(同年3月25日から始まる、日本国際博覧会の最終日にあたります)、アジアの子供たち全体で環境植樹を行います。その名も「HAND IN HAND」です。
 これは、私たちの地球の保全と再生をするために国の枠を超えた人と人、人と自然とのコミュニケーションを目的にして行います。子どもたちが自分で考え、身のまわり(学校、通学路、公園、街路、神社、寺など)から緑のある環境にしようとする活動です。
この「HAND IN HAND」に私たちアジアのスカラシップ奨学生のみんなも子供たちの自主的な活動を支えるサポーターとして協力していきましょう。そして、地球という星について考えてみよう。
 2005年9月25日をきっかけにアジアから豊かな自然の恵みと人と自然に優しさ溢れる国々になるために、私たちスカラシップ奨学生がアジアの仲間として力を合わせ、地球という星に住むすべての人々にこの「HAND IN HAND」を伝えていきましょう。

 これから、NPO PLANT A TREE PLANT LOVEホームページのメニュー「アジアネットワーク“ハンドインハンド”」にて、PTPLスカラシップ奨学生同士の意見交換を発表していきます。また、それぞれの国の子どもたちに参加を募っていきましょう。

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