NPO PLANT A TREE PLANT LOVE 理事長   勝田祥三


「HAND IN HAND」は、子どもたちが主役の植樹祭です。

大変な時代になってしまっている現代。
この現代に生きる誰もがぼんやりと気づきはじめている、とてもとても大切なこと。
それは “こどもの健全な発達” と “人間と自然の共生” です。

この二つは現代にとって、また明るい未来のために、われわれ自身が考え、実践し、解決していかなければならない最重要課題です。
たまには、ちょっと立ち止まり、深呼吸をして、ゆっくりと考えてみて下さい。いま、世の中でおこっている事、身のまわりでおこっている事、自分自身について、家族について・・・。
こどもが変わったという大人達が大勢います。しかし変わったのは社会であり、大人達であり、こどもは社会と大人達に変えられてしまっているのです。
こども達が生活する、こども達を取り巻く環境が極端に人工化され、今、こども達に“自然ばなれ”の現象がおきています。

社会が、大人達が取りあげてしまった自然。その自然をこども達に取り戻してあげること。
これが今、われわれ大人達がこども達のためにしなければならない一番大切なことではないでしょうか。こどもの中にある内なる自然と外の自然が呼応し、交響曲を奏でられる環境づくりがいまこそ、こども達に必要なのです。
では、こども達に自然を取り戻してやることはできるのでしょうか。もう取り戻すことはできないのでしょうか。

NPO PLANT A TREE PLANT LOVEでは、こども達が自分の住んでいる、生活している町や村(特に大都市)で苗木を育て、木や花の種子を植え、成長を観察すること。そして、まわりの大人達はそのこども達を応援、支援しあたたかく見守ることが、二つの問題 “こどもの健全な発達” と “人間と自然の共生” を解決できる最良の手段の一つであると考えました。
ある人がいいました。“このような運動は現代だからこそ必要だ”と。しかし、同時に “このような運動は現代だからこそ非常に困難です”と。
実行していくには、数々の困難があるでしょう。しかし、こども達とまわりの大人達の協同作業と知恵で乗り越えていけると信じています。

NPO PLANT A TREE PLANT LOVEは、この運動を “HAND IN HAND”と名付けます。

NPO PTPLだけで、この草の根運動、住民運動を啓蒙、開発していくことは到底できません。多くの協力団体、多くの企業、大勢の方々にいま呼びかけをはじめました。
もっともっと大勢の人達の理解と協力と参加が必要なのです。
自分の住んでいる町や村でH IN Hの活動をするこども達、応援、支援、そしてこども達を
激励し思いやりといたわりとやさしさで見守る大人達・・・。この住民活動が町や村に根づきはじめれば、その小さな小さな点の活動がつながり、線の活動になり、そして面の活動として広がっていくことでしょう。

そして、その活動が引きおこす “思いやり、いたわり、やさしさの風”とあいまって、その活動は日本だけでなく、アジアへ、アメリカへ、そしてヨーロッパへと広がっていくことでしょう。

そして、こども達を応援・支援する大人達も、やがて “自然の一部である自分”、そして “人間と自然の共生”の大切さを再認識することでしょう。

さあ、H IN Hの草の根運動を焦らず、着実に手を取り合って実行していきましょう。

さあ、こども達とお兄さん、お姉さん、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、
そして近所の皆さん手をつないでみて下さい。
H IN Hの運動をはじめましょう。

さあ、まず、あなたが立ち上がってください。
あなた自身とこども達の未来のために。
 
HAND IN HAND 

・H IN Hは、あなた自身とこども達の未来のための住民運動です。
                                                        2001年8月