熊本県は、九州のほぼ真ん中。活火山の阿蘇山(あそざん)が有名ですね。
エコシティ研究会・どんぐりの木の皆さん(代表:若城浩史さん(わかきひろし))は、地球にやさしい町を、<クヌギ>で作っていこう!といろんな方たちと力をあわせて活動しています。たとえば、苗を育てるポットも、土にかえるように井草のくずや孟宗竹で作ったり、土も牛や豚のふんで作り、みみずの力もかりながらこしらえています。
苗の赤ちゃん。ポットも栄養になります。 ほら、こんなに大きく育ったよ!50センチ育つのにほぼ5ヶ月ぐらいかかります。

■苗を植えに行きました
動画を見る
2003年11月14日、熊本県小川町の「妙音寺幼楽園」の年長・年中の子どもたち36人が、裏山(観音山)に自分たちで育てたクヌギの苗を植えに行きました。
老人会、園の先生方、エコシティ研究会メンバーなど、大人の方たちに手伝ってもらいながら植えました。かなりな急斜面。でも、子どもたちは虫をみつけたり、「大きくなってね」と声をかけたり、楽しんでいました。帰りに山のてっぺんでクヌギの実をひろいました。また、苗を育てるのだそうです。その時の様子が、動画で見られます!

■クヌギって??
みなさんは、どんぐりって知ってるよね。どんぐりには、いろいろな種類があるのを知ってるかな。たとえば、ミズナラ、コナラ、アラカシ、カシワ、ウバメガシ、マテバシイ、スダジイ、ブナ、ウラシロガシ、クヌギ…。一つひとつ実も葉も形がちがいます。クヌギは、ずんぐりむっくりしていて、もじゃもじゃ頭のような帽子をかぶっています。見たことがあるかな? クヌギはカブトムシが大好きな木なんです。ですから、クヌギの森はカブトムシの森でもあるんですね。
木についているクヌギ
手の平の上のクヌギ