■ 自給自足・アケビ茶

15〜16年前、我が家自慢の生垣は、姫路市の生垣コンクールにおいて、アイデア賞をいただいたことがありました。その「アケビ」を今年は果実をたくさん収穫できるようにと、人工交配をやりました。割り箸の先に小鳥の羽根を少しゴム紐でくくりつけて、雄花〜雌花と交互に蜂や蝶の代わりをつとめました。3ヶから5ヶは毎年ですが、今年は30〜50個はと楽しみにしております。もっと実ると思いますが、アケビの花と蜂や蝶の出始めとが、気温的に非常に難しい季節でありまして、人工交配にゆだねます。

また、アケビ蔓(つる)が高血圧の薬草だと最近人さまに教えていただきました。そこで、昨年の風船かづらに続きまして、32年経過の老木アケビ。塀の両端に1本づつ植えておいたところ太さは3センチから4センチにも太っております。花は老木の枝につきます。葉より花が先で、花の咲いている半月間は、あまいにおいがいっぱいでした。とおりがかりの方が一枝!とせがまれて何人かの方に一輪挿し用にともらっていただきました。

おもえば、私たちの小学生のころ、砂糖に不自由は??不自由であったと想います。だからこそ!秋、リュックを背負って友達と林や村山に「アケビ」を求めて歩いたと想います。甘味料を探してあそんだが、未熟のものは割れ目が下になるように砂に埋めて熟するのを待つ!そんな楽しみが毎日ありました!

◎ブレンド茶
 アケビ茶を楽しんでいます。1回に作るお茶は500cc単位で急須にホウロクでいったあけび茶に多少の月桂樹の葉1枚を細かく裂き、熱湯をそそぐというやり方です。茶の味をブレンドしながら楽しんでいる今日であります。

30年もの前から、フェンスにアケビのつるをはわしています。 姫路市の生垣コンクールでアイデア賞にかがやきました。 自給自足は昔ことばですが、「アケビ茶」を作っています。血圧をさげる効果があるとのうたい文句で田舎の「道の駅」で、村お越しの一環として!売り出しています。