■ くまドン物語・第6〜10話 西宮芽衣さん

第6話 「くまドンの木」

くまドンは旅をすることにあきて、「木」に興味をもちました。
くまドンは世界のあちこちに木をうえることにしました。
その木の名前は全て「くまドンの木」です。
くまドンの木は大きくなり、5mほどの高さになりました。
くまドンは木をみんなに見せておどろかせようと思いました。



第7話 「くまドンのきせき」


くまドンは、どうしても木をみんなに見せたかったので思わず走り出してしまいました。
もちろんどこに行くのかも決めずに走り続けました。
すると・・・一度見たことのあるような所へつきました。
なんとそこは姫路だったのです。
しかも姫路のおじいちゃんとおばちゃんの家の近くだったのでおばあちゃん達に助けを求めました。


第8話 「くまドンとおじいちゃん」

姫路へ帰って来たくまドンは色々とおじいちゃんに話しました。
するとおじいちゃんは、「くまドン、よくがんばったね。」と、ほめてあげました。
くまドンはうれしくて泣いてしまいました。
くまドンはある事に気づきました。
おじいちゃんに「くまドンの木」を見せてあげることを忘れていました。
「くまドンの木」を植えてから何十年もたっているので
くまドンはどのくらい大きくなっているかとても楽しみになりました。
くまドンはさっそくおじいちゃんに「くまドンの木を見に行こう。」とさそいました。




第9話 「くまドンと感動」


おじいちゃんとくまドンは明日、「くまドンの木」を植えた場所へ旅立つことになりました。
くまドンはササッと旅の用意をしてちゃっちゃとねました。
そしてついに「くまドンの木」を見に行く日がやって来ました。
「くまドンの木」は姫路からたった5分で行けるところにありました。
おじいちゃんとくまドンは大きくなった「くまドンの木」を見て本当にびっくりしてしまいました。
とても美しい木になっていたのです。葉の色はカラフルでこの世にはない木だったのです。


第10話 「くまドンのわかれ」

おじいちゃんとおわかれしなければならない運命だと言うことをくまドンは忘れていました。
ご主人様が家で待っている。と言うことをくまドンは知らなくて…
それはおじいちゃんから聞いたのです。
くまドンはおじいちゃんとのわかれがとても悲しかったけれど会おうと思えばいつでも会えるじゃん。と思いました。
そしてくまドンは西宮に帰りました。
西宮に帰ったくまドンはもう、ご主人様にはいじめられませんでした。
理由はくまドンには分かりません。あとくまドンは今までおこった出来ごとをみんなに教えて、
とっても楽しい毎日をすごしています。


おわり ☆彡