・・・第1話・・・誕生!瀬戸内海にて。 わたしが、兵庫県の清流「千種川」からながれついたのは赤穂の沖。そこが瀬戸内海だと漁師さんが教えてくれました。 のどかな春のある日、わたしは海の底を散歩していました。周りを見渡すと、ビニール袋やトレイやパックなどが見えました。そのほかに、壺がひとつ見えました。 これはタコの巣かな。そのほかはやっぱりゴミ・・・10年後には海の底もゴミの山?海の底から早く出たいと思ったので、水面に上がって周りを見渡しました。 そしたら太陽がさんさんと照りつけている!友達たちが空に向かって昇っていく・・蒸発。私も蒸発。 「ジョスイ」が誕生したしゅんかんだ! ・・・第2話・・・空から観察 仲間といっしょになりました。それを「雲」といいます。下を見ると姫路城が見えた!白と黒の大きな城、外ぼり・内ぼり、みどりいっぱいで囲まれています。くすの木の新芽のではじめかな、とてもきれいです! 「とんび」が5〜6羽、輪をかくように遊んでいるのが見えました。その下に小学校の庭があって、学生が集まって何かを植えていました。それはパンジーだった!種もまいています! 何かお手伝いしたいな・・・そうだ!作業をおえたら! 「にわか雨」を落とそう! ・・・第3話・・・六甲山まで風まかせ 風に吹かれて、どこに行くのかはわからない。風に聞いてよ! あれ!神戸の街がみえる。うごく雲が低すぎる!山につきあたりそう!どうしよう!木の間を通り抜けながら上昇しています。ここは六甲山だ! 「いのしし」は近くなのに、かすんで見えました。これを「霧」というらしい。高山植物園で一休み。春というのに、道ゆく人・・・うす着のせいか寒そうだ。 六甲山上の樹木に春のきざしはまだみえない