■ 水の妖精 ジョスイ物語
□企画/あらすじ/校正: 姫路勝さん □キャラクター/文章/イラスト: 西宮芽衣さん

・・・第4話・・・飛行雲

風に吹かれてさまよう。上を見上げると一直線の雲、仲間かな??高い高いところを飛行機が飛んでいます。不思議な雲だ!飛行雲といいます。
雨になれるかな?そんな観察をして、わきみしているうちに飛行雲は消えていました。やっぱり仲間じゃなかった。・・・わたし達の雲・・・それは雨雲だ。
街や野山の樹木や小動物たちが待っているのだ!



・・・第5話・・・山里は田植え前。蛙がお出迎え


千まい田の見える山里の上にいました。機械で「たんぼ」を耕しているのです。
田植えの準備中で大忙し。「つゆ」の雨がほしいようです。でもまだ早い、仲間がまだ少ない。(こちらにもつごうがある)太平洋から、瀬戸内海からなかまの雲が山手に集まり出しました・・・水がほしいのかどうか、試しに少しなかまに落ちてもらいました。すると大変
「雨かえる」の大合唱だ!歓迎されています!
ばんざい!


・・・第6話・・・ダム湖にたどり着く


谷間を下りダム湖にたどり着きました。岩や石、流木を押し流しながらの旅だったから、すごく疲れました。しばらくは休養の時間を楽しもうっと。でも、道中に「梅花藻」(バイカモ)に出会っていたのを思い出しそこに行きたくなりました。
気温も風向きもよかった!蒸発だ・・・そんなに遠くじゃなかった。
きれいな水に育つ藻は、ちょうど花時であり梅の花に似た花が咲いていました。
(帰りの心配はしないでね)