■ 水の妖精 ジョスイ物語
□企画/あらすじ/校正: 姫路勝さん □キャラクター/文章/イラスト: 西宮芽衣さん

・・・第7話・・・紅葉と『こだま』と

いつの間にか高い山(有名な山かな)の、すそに浮いていました。自分より高い部分はこうようしていてとてもきれいだった!黄葉も樹木の種類で紅葉の時期が少しずつの違いがあるので美しいのだと気づきました。自分の雲の下は、まだ紅葉は少ない。と言うことは、紅葉前線は上から下に…と言うことです。
秋の終わり頃、葉ッぱを落とす樹木が紅葉するのです。1年中あお青としている木は、古い葉ッぱはどうなっているのかな?『分からないからだれかおしえて!』と大声で言うと、こだまが『だれかおしえて〜』と戻ってきました。



・・・第8話・・・山は雪に


ぼんやりと美しい山に見とれていると、木枯らしの吹く季節に入りました。上昇気流に乗って『氷=ひょう』をふらせたころがなつかしく思いました。
日がくれて、気温はどんどんと下がり始めました。夜が明ける…自分の体は結晶になって『雪』に変化している!友達も結晶して『雪』になっています。
重たくって我慢できなくない?相談を始めました。
スキー場を探して移動しようという話にまとまりました。どか雪を降らそうと計画し、実行に入る!2〜3日もしないうちにスキーヤーが、どかどかとやってきました。わたし達はいいことをしたんだ〜と思いました。