■ 水の妖精 ジョスイ物語
□企画/あらすじ/校正: 姫路勝さん □キャラクター/文章/イラスト: 西宮芽衣さん

・・・第9話・・・冬のお休み

踏んづけられるのが嫌だから、ナイターの証明用電柱に乗っかっていました。スキーヤーはどんどんと入れ替わりにやってきます。見学を楽しもう!
毎日気温は変化しているが「三日寒くて四日暖かい」をくり返しながら春を待つ。春がやってきました…元の水に戻り始めていたのに、夜の冷え込みで『つらら』にされてしまいました。それでも、わたしにとって…春はみじかにあると感じました。このゲレンデにも春がきたら『ふきのとお』に『つくし』や『わらび』が生えるのかな?……
クイズです!
★雪がとけると何になる?→水になる○
★雪がとけると何になる?→春になる◎ ピンポン花丸だよ!
★印はサポーターが挿入




・・・第10話・・・『かわせみ』との出会い。蒸発した海に戻る


春になったので、芝の間を流れ始めて旅に出ました。山里の小川も無事に通過しました。幅の広い川に出ました。その川は姫路市も市川と云います。農業用水のためか「せき」がいくつかありましたが、通過できました。
魚たちを見ながら流れに身を任せながら下っていた!!その時…事件発生…スポン!と大きな音と共に飛び込んできたのは『かわせみ』だった…お見事!くちばしに魚を…くわえていました。一瞬の出来事だったが近くから観察ができたのはうれしかったです。
山上の神社を見上げながらたどり着いたのは、瀬戸内海でした。懐かしい海でした。今度は潮の満ち干を利用して大きな海に出たいと考えました。明石大橋をくぐり…鳴門海峡の渦巻を無事に通過できるかな…
太平洋に行き再び蒸発し雲になりたい。そして外国に行きたい!サバクでだれかが植えた木に雨を落としたいと思っています。