■地域のみなさんが作り、育てているかわいい庭!
川崎市麻生区の王禅寺五差路と吹込交差点の間に、地域のみなさんが作り、育てている小さな花壇が二つあります。この町に住む丸山博子さん、奥本恵美子さん、竹辺桂一郎さん、石森敏朗さんが中心になって、尻手黒川道路を延長するときにあまった土地に、花壇を作り始めたのがきっかけでした。2002年4月ごろのことです。それから、地域のいろんな人たちが集ってきて、みんなで世話をするようになりました。
やせた土地をたがやしたのは、白山保育園の子どもたちと職員のみなさん。土を運んでくれたのが、白山小学校の職員のみなさん・・。
そして、南百合丘小学校の校長先生が、お手紙で全校生徒に「花壇作りへの協力」をよびかけてくださったところ、さっそく、登校前に、子どもたちが8名、お母さんたち2名が、花壇作りに参加してくださいました。校長先生もいっしょに、雑草をぬいて、じょうろで水をあげて、ペチュニアの苗を植えました。
いろんな人たちの手と心で、小さな花壇は育てられています。
丸山さんは、この花壇作りの活動と、HAND IN HANDの活動は、とてもにているなと感じたそうです。そこで、「HAND IN HANDの仲間になりまーす!」と手をあげてくれました。

■サポーター・丸山博子さんから
この花壇の活動団体の名前は《フェニックス》といいます。花と緑は永遠に蘇(よみがえ)るからです。そして、活動も人の手から人へと永遠に繋(つな)がってほしいという願いがこめられています。この活動には、この地区の自治会の有志の方々の善意が大きな力となりました。球根の提供・水周りでの協力・目につかないちょっとした心づかいなどです。通りがかりの人や通学途中の子ども達とも、花壇を通して心と心が通い合っています。この小さな花壇には、心の宝物がいっぱい詰まっているのです。街・国・地球は人の手と心によって美しくにも汚くにも築かれていくのだということを、花壇の手入れの後いつも感じます。
白山保育園のみなさんと花壇の世話をしました。(2004年3月)
看板も手作りです。
南百合丘小学校の子どもたちが、登校前に花壇作りに参加してくれました。
(2004年4月)その1
南百合丘小学校の子どもたちが、登校前に花壇作りに参加してくれました。
(2004年4月)その2
全員集合!