なんと!群馬県の最高気温が38度!東京も、暑い!
空気がカーッと熱く感じられる夏の午後、緑化隊のメンバーが品川小の視聴覚室に続々集まってきた。
1.グループわけ
2.担当する場所をじっさいに見る
3.それぞれが、自分のすきな庭を50分の一の図面にデザインする。
品川小学校 今村久ニ校長先生
「駅前の空き地を小中学生で緑地にしたいと、国土交通省の道路局に話をしたら、「いいですよ」って返事がきました。地域の町会にも話をしたら、「手伝いますよ」ってうれしい申し出がありました。 今は暑いので花を植えたりするにはむかないので、花は秋にうえることになります」
リーダー先生、地元の造園家『野村修』さん。
「私は、植木屋です。植木屋さんの国家試験の問題を考える仕事もしています。きょうは、みなさんで庭の図面をつくってもらいたいと思います」
庭をつくる予定地全体の100分の1の図面がわたされる。4つにわけてあり、(1)から(4)まで番号がふってある。つまり、1班は(1)部分をデザインするということ。
野村さんが集めてくれた素材(ベンチやオブジェにする)をみる。

丸太の切り口の直径をメジャーではかる。
野村さん「25センチぐらいだね。スケールを実感しないと、図面はひけないんだよ」。
丸太はさくら・ニセアカシア、エンジュ、シュロなど。

さあ、自分たちがデザインする場所はどこかな?じっさいに見てみよう。
1班。

地下のモーター部分をおおっているパネルや、配電塔(はいでんとう)がある。みんな、イメージがなかなかわかない感じ。

2班。

大体長方形。「もうどんなデザインにするかできてるんだ」という声がきこえた。

3班。

大体長方形。

4班。

長細い形。バス停に近い。

自分たちの担当場所を方眼紙に50分の1の大きさに書き直してそれぞれのデザインをしていく。
野村さんからアドバイス
「花を庭全体に植えるのがいいか、道を作ったほうがいいか、歩行者からみてどうか、車に乗っている人からみてどうかなって、そういうことをいろいろ考えながらデザインしよう」
みんな、ガーデンデザイナー!
>>>>> みんなのデザイン
■先生も応援(おうえん)してくれたよ。

品川小学校 森本忠治教頭先生「家では区民農園をかりて野菜や花を育てているんですよ。こどもなりの発想が開いて、面白い庭になるといいなと思います」
4年生担任の長南美也先生、山本純一先生もがっちりサポート