■ 自然の森をつくろう            国際ソロプチミスト利根ぬまた・県立尾瀬高校

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   低気圧の通過で心配していた雨もやみ、爽やかな植樹日和となりました。国際ソロプチミスト利根ぬまたでは自然環境保全の目的で、昨年に引き続き第2回HAND in HANDの活動を実施いたしました。
 
  活動日は2006年9月27日。苗木搬入の都合で、希望していたHAND in HAND DAYの25日には間に合いませんでしたが、地元尾瀬の地に合った苗木(ズミ、レンゲツツジ、ウラジロヨーラク)計25本を県立尾瀬高校に贈呈し、尾瀬高校環境科の生徒及び先生と会員有志25名で放課後簡単なセレモニーの後、校内の自然植物園に植えました。

  この植物園は環境科n生徒が管理している土地で広さ6000uの中の広い空き地は、穏やかな日の光に満ち静閑な雰囲気に包まれた所で、苗木にとっては絶好の場所でした。

  生徒たちは一本、一本苗木に願いをかける様に愛おしんで植えました。

やがて苗木が木々となって繁る頃
豊かな林、森がつくられ
鳥や虫が住み、
すばらしい自然環境が
うまれる事でしょう。

まさに銘板に記したように、
「われわれは自然の一部であり自然もわれわれの一部である」ことを改めて実感でいた一時でした。

最後に、今回の活動を一緒にして下さった県立尾瀬高校の皆さんの感想をご紹介します。

広瀬 裕介
今回ソロプチミストの方々と一緒に植樹を行いました。みんなで植樹した木の苗はレンゲツツジ・ズミ・ウラジロヨウラクの3種類です。学校の授業の一環でブナの植林をしたことがありましたが、ソロプチミストの方々と協力して作業を行え、とても有意義な時間を過ごせたと思います。今回植樹した苗がどう生長していくのかという未来への期待や、ちゃんと育ってくれるかというわずかな不安もありますが、Sクラブ会員とともに管理をし、しっかりと力強く根付いた木に育てあげたいと思います。そして今回植樹した苗に負けないように私たちもしっかりと力強く成長していきたいと思います。

今泉 祐二
今回、初めてソロプチミストの記念植樹に参加しました。植樹した木は、レンゲツツジ・ズミ・ウラジロヨウラクの3種類を植えました。ブナ以外に植樹したことがなく、ここでブナの植林をしたとき得た、土のかけ方や、土を掛けた後に木を揺すり、土を根っこに絡ませるというブナの植林をしたときの経験が役に立ちました。植樹した後はとても気持ちよく、もっと植えたいと思いました。「この植えた木はこれからちゃんと育つのか?」「どうなるんだ?」と心配になる部分もありました。これからこの植えた木がどのように育つのかが楽しみです。今回このような記念植樹をしてとてもいい経験になりました。

中野 加奈子
私たちG-necクラブのメンバーは、ソロプチミストの方々と一緒に植樹をしました。いつも身近にある自然植物園で、ズミ・ウラジロヨウラク・レンゲツツジの3種類を植えました。今まで私は、HAND IN HANDという言葉を知りませんでしたが、今回の植樹でその言葉の意味が分かって本当に良かったです。アジアの子供たちの為に、私たちが少しずつでも何かしなければなりません。HAND IN HANDをテーマに、ソロプチミストとG-necクラブの2つのボランティアクラブが共同で植樹をするということが、これからのそれぞれの活動の励みになると思います。今回植えた3種類の木々が、立派に生長するように祈ってます。そして、HAND IN HANDの輪が広がっていくことを望んでいます。

入沢 美希
今回ソロプチミストの植樹に参加し、始めの会長さんのあいさつを聞いて、今までは、自然豊かな片品村に住んでいて、当たり前のように樹が私の周りにはありました。でも、目を世界に向ければ自然破壊が進んでいる世界が数多く存在すること。それによって、世界の子供達が苦しんでいると気づく事ができました。今はとても小さく弱々しい樹だけれど、これからいっぱい太陽をあびて大きく成長して欲しいと思います。今回植えたレンゲツツジ・ウラジロヨウラク・ズミが元気に大きく成長する過程を、この高校3年間の中で見守っていけたらいいなと思っています。今回ソロプチミストの植樹に参加できて得たものを今後につなげていきたいと思います。

藤井 昌子
私が今一番興味を持っているのは「植物」ですが、「植物」から世界に思いが広がるとはおもいませんでした。「今度、ソロプチミストの人が来校して一緒に植樹をするぞ。」この一言からHAND IN HANDの植樹に携わることになって、自分のことに必死になりすぎて、忘れてしまっていたことを思い出せました。それは、世界平和を強く願う気持ちです。ソロプチミストの方々が私たちを応援してくださっているように、私も、もっと広い視野を持って、人のために行動出来る人になりたいと思っています。今回植えた木が、上に上にと、力強く育っていく姿と一緒に、思いやりの心が育まれるよう、気持ちを込めて世話をしていきたいです。私の中に芽生えた優しい思いを種に詰め、手から手へと広げていきたいと思っています。

国際ソロプチミスト利根ぬまたの会長と尾瀬高校の学生でまず一本。

もう少しこっち、そうそう。
銘板に願いを込めて。
ご苦労さまでした。参加者全員で記念撮影。