■“品川カブ・クローバー・ゲンゲの種をまこう!の会”をたたみ一畳農園で行いました。

2008年10月25日(土)、第4回HAND IN HAND活動“品川カブ・クローバー・ゲンゲの種をまこう!の会”をたたみ一畳農園で行いました。

当日集まったのは、農園の子どもたちと保護者の方々、また見学者の皆さん、あわせて計20人ほど。
ともいき木を植えたい」のメンバー5人も応援に来てくれました。

  第一部
第一部は、品川カブの種まき。
品川カブとは、江戸時代、東海道の宿場町として栄えていた品川で育てられた長カブの一種。見た目は大根のようですが、味はカブそのもの。北品川で青果店を営んでいる大塚好雄さんは、「東京大長かぶ」の種を見つけ出し、農園や小学校、幼稚園などで育ててもらうなど、普及活動を行っています。
当日は大塚さんと東京シティ青果(中央区)の野田裕さんを講師に迎え、品川カについてお話をしていただきました。大塚さんが江戸時代の文献の画像を使って、江戸野菜のなりたちや活動について話すと、見学者のみなさんも「江戸野菜には地名がついているなんて知らなかった」「形が大根みたいね」とうなづいています。野田さんは「東京の野菜をいっぱい食べて大きくなってね。」と子どもたちに呼びかけました。

品川カブについてお話をする大塚さん(奥:野田さん) 真剣に聞きいる子どもたち

次にみんなで農園を囲んで、実際の種まき。
大塚さんに持参していただいたペットボトルのキャップを15cm間隔で置き、5-6粒づつ種をまいていきます。お手本を見た後、キャップに種を入れて、各自の畑に植えていきます。大塚さんによると植えてから50-60日、12月の頭には収穫できるのでは、ということ。
元気に育った品川カブの種を取って、来年にもつなげていきたいですね。

ボトルのキャップに種を置いていきます。こなっちゃんがお手伝い。 自分たちの農園にもまいたよ!


 第二部
第二部はクローバー・ゲンゲの種まきです。
「ともいき木を植えたい」のメンバー5人が先生役になって、子どもたちと一緒に種まきを行います。
まずのっちの先導でクローバーやゲンゲについて子どもたちに説明。クローバーやゲンゲは、マメ科の植物で、すきこんで緑肥としても使われること、クローバーは4-7月に、ゲンゲは3-4月に花が咲いて遊べることなど教えると、みんな目を輝かしました。

次にバーミキュライトと種をボウルにいれてまぜたものを、杓子を使ってコップに入れて土の上に撒きます。こうやってまくと均等にまくことができて発芽率もよくなるんですって。クローバー班とゲンゲ班に分かれて撒き始める子どもたち。でも、色んなところへ撒きすぎてクローバーとゲンゲの畑の区別がつかなくなってしまったり、勢い余って種がコップからこぼれてしまったり・・でも木を植えたいのメンバーも子どもたちも、みんなとても楽しそう!

最後に自分たちの畑に札をつけて、会は終了しました。
春にクローバーとゲンゲの花畑が見られるのが楽しみ!

みんなでまぜよう! コップにいれてまきます。
   
名札をつけて完成! 来年は第5回HAND IN HANDです。


品川経済新聞に記事が掲載されました。
  目黒アトレ屋上で「品川かぶ」種まき−植樹するアイドルの卵も

たたみ一畳農園とは?



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