■コソボのこどもたちと一緒に             原宿少年少女合唱団とコソボの中学生

9月23日(金)、天気晴れ。午後1時に代々木公園に集合。
今日は、原宿少年少女合唱団とコソボの中学生によるHAND in HANDが代々木で行われた。
今回のHAND in HANDはゴミ拾い、国際交流、植樹、と一度に3つの要素を体験できるものだった。
表参道を拠点にする地元NPOグリーンバード、コソボのノンブルカ校の学校交流事業などを展開するNPO ADRA JAPAN、原宿少年少女合唱団がそれぞれの得意分野をいかして開催された。

まずは地元に拠点をおくNPOグリーンバードとともに代々木公園周辺のゴミ拾いをした。いろんなゴミが落ちている。車のバッテリー、ダンボール、コンビに弁当のゴミ、中でも一番目立ったのは、タバコの吸殻。子どもたちは、自分の身長の3分の2ほどもあるゴミ袋を二つ(燃えるゴミ用・燃えないゴミ用)を持ち、トングを使い一生懸命ゴミを拾う。
ゴミ拾いの後は、代々木公園の西門向かい側にある冒険遊び場「春の小川プレイパーク」にて、原宿少年少女合唱団とコソボの子こどもたちとの交流をかねて合唱が行われた。
HAND in HANDのテーマソングの「地球(ほし)にかえろう」をコソボの中学生達は英語で、原宿少年少女合唱団の子どもたちは日本語で合唱した。

その後、渋谷区長からご提供いただいたコソボの木である「モチノキ」を皆で植樹した。コソボの中学生たちは、コソボに帰ってからコソボに同じ木を植樹すると約束してくださいました。

皆が、今日植樹した木、コソボに植える木を見て今日のことを思い出せたら良いですね。

植樹も、ゴミ拾いも、国際交流も、結局根っこは同じです。自然を大切にする心、人を大切にする心、つまり思いやり。今日参加した子どもたちの心に思いやりという木の根っこがしっかりと張り、成長していくことを強く願います。

 


原宿少年少女合唱団の子どもたちは日本語で、コソボの中学生達は英語で『地球(ほし)にかえろう』を手話をつけて合唱。渋谷おがわぷれいパークにて。
モチノキを真ん中に原宿少年少女合唱団とコソボの中学生