カルダモン Cardamon
Elettaria cardamomum
名前と特徴
ショウガ科の多年草です。属名のElettariaは最良のものが採れるインド大半島の西海岸に面する地方マラバル(Malabar)地方の場所の名前で、種小名のcardamomumはギリシア語の心臓を表すKardiaと香料を表すamomosが合成されたものに由来します。
特徴としては、ショウガ科のため多肉質の根茎があります。原産地では3m程度に育ちますが、我が家では鉢植えでせいぜい40cm程度です。緑色の茎は直立し、葉は互生し、すべらかでつやつやと光っています。花は基部の辺りから長い花柄が伸びてその先に円錐花序につき、それが種子の入った楕円形の筴となります。ただし雨が多く平均気温、23度を好む植物ですので、冬の寒さに当たると枯れてしまいますし、室内でも温度がないと、花は難しいです。カルダモンは栽培も収穫も難しいといわれ、スパイスとしての値段も高いものです。またそのために偽のカルダモンもあります。
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冬の室内の窓辺を飾るカルダモン
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左上がカルダモンその右はナツメグで下がクローヴ |
原産地と栽培
インドに固有で熱帯諸国に導入されています。良く肥えた土地で、山地の森の日陰の湿っている斜面に生えています。こうした野生以外は商業的な栽培が行われ、アメリカやアジアなどがその産地です。カルダモンは未熟の状態で収穫して天日干しまたは熱い炉で乾燥させて外皮が縮まった状態で商品になりますが、栽培が難しくてこの乾燥も複雑で難しいといわれています。 薬効と楽しみ方
成分には精油(テルピネン、テルピネオール、シネオール,リモネン)、ゴム質、デンプンなどが含まれます。
カルダモンの作用は駆風作用、興奮作用、鎮痙作用などで、芳香健胃薬に使われます。精油はリキュールや香水に使用されます。す。
カルダモンは熟す前のものが収穫され天日干しされます。その乾燥した果実と種子が使用されますが果皮は無味無臭ですので皮をむいて使います。これはスーパーなどのスパイス・コーナーにありますので、使ってみたい方はそこでお求め下さい。料理にはカレーなどの煮込むものやピクルス、スパイス・ミックスのガラムマサラ、ピラフなど。又よく知られているものに、ペルシャ・コーヒーの香り付けや、ワインを暖めカルダモンなどスパイスをいろいろ入れるマルド・ワインがあります。
カルダモンは夏は屋外の日陰で管理し、冬は室内の窓辺で管理しますが、水やりは表面が乾いたと思ったらたっぷりの繰り返しです。水溶性の肥料を与えると元気さが違います。
カルダモンは葉の緑色とくに新芽が広がった時の若葉と古い葉の濃い緑色のバランスが美しくて、冬の室内の観葉植物としておすすめです。葉は料理の時にお皿に敷くと雰囲気がでます。
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