デージー Daisy
Bellis perennis


名前
キク科の多年草です。和名はヒナギクです。古期英語のday's eyeつまり太陽の意味から名付けられ、この花の形が丸く太陽に似ていて、太陽のように朝に花咲くことによります。古名でbruisewort(ブルーズワート)がありますが、これはこのハーブが打撲によって青くなった部分の治療に使われたために付けられた名前です。他にはイングリッシュ・デージー、コモン・デージー、ローン・デージーです。



特徴
草丈15cm程の多年草です。葉は明るい緑色で、縁が波形になっています。花は中心が黄色の筒状花となっており、まわりが白い舌状花となっています。花は夏から秋にかけて咲きます。花弁の先の裏側が赤みがかっていますので、つぼみの時に赤くみえます。



夏から秋にかけて小さな白い花が咲く。

つぼみの先は赤く見える。


原産地と栽培と歴史
西・南・中央ヨーロッパ、西アジアに自生します。芝生の中や牧草地、草地にはえていますので、花咲く時期には一面真っ白に咲く様子を見ることもあります。栽培は種や苗で売っていますので、それを植えて楽しみます。


薬効と楽しみ方
花びらや柔らかな葉はサラダに加えることがあります。現在はあまり使われませんが、根をピクルスにしたり、茹でたりして食用にしたこともあったようです。葉の絞り汁は吹き出物につけたり、パップ剤として静脈瘤にはったりします。打撲症にも使われます。注意点はこのハーブはアレルギーを誘発することがある点です。心配の場合はパッチ・テストをしてから使用します。


育て方
水はけ良く保湿性の良い場所に植えます。日当たり風通しの良い場所が好きです。株は条件が良いと自然に増えますので、株分けします。水は植えた直後以外は自然にまかせて大丈夫ですが、あまりに少ない様でしたら与えて下さい。

参考文献
■『春子さんのハーブ歳時記』 桐原春子著 1997年 白石書店
■『ハーブの写真図鑑』 レスリー・ブレムネス著 1995年 日本ヴォーグ社

写真・文

桐原春子(ハーブ研究家)

桐原春子オリジナルホームページ
http://www.geocities.jp/haru87herb/

桐原春子さんのビデオはPLANT A TREE〜SHOPPINGでお買い求めいただくことができます。

1.セージ 2.ラヴェンダー 3.ミント 4.センティッド・ゼラニウム
5.ローズマリー 6.アカンサス 7.ハウスリーク 8.コモン・タイム
9.アポセカリズ・ローズ 10.ボリジ 11.ライム 12.ジャパニーズ
ハニーサックル
13.コーンフラワー 14.レモングラス 15.ホップ 16.マートル
17.カルダモン 18.ナスタチウム 19.キャロブ 20.スイート・バジル
21.セイクリッド・ボー・ツリー 22.デージー 23.アロエ・ヴェラ 24.チャーヴィル
25.カレー・リーフ 26.イランイラン 27.アガヴェ 28.サントリナ