薬効と楽しみ方 成分にはアントラキノン、アントラキノン配糖体、樹脂、ポリサッカライド、グレコマンナン、ステロイド、酵素などが含まれます。アロエ・ヴェラは葉を利用しますが、中心から次々と新しい芽が出てきますので、外側から葉を一枚ずつむしりとって使うと良いでしょう。 使い方は葉の表面の部分と中身のジェルの部分にわかれます。葉に傷を付けると液が出ますが、それを燥したものが大変苦い下剤となります。この下剤は効きすぎるために、痔疾の方や過敏性腸症候群の方、妊娠中の方は用いないで下さい。その他の方も医者に相談下さい。 中身のジェル部分は苦みがないために、現在様々な食べ方が広まっています。アイスクリームやヨーグルトやゼリーに入れたり、お刺身のようにして食べたり、サラダに散らしたり。ジェルをそのまま日焼け止めのクリームに使ったり、火傷や日焼けに塗り付けたり、水虫など真菌感染症などにも使用されます。 私も以前アイロンで火傷した時、水と氷で冷やした後、アロエの葉を火傷の場所より少し大きく切り、片方だけ表皮をはいで、患部にパップしたことがありました。ジェル状でなくなったら新しいものにかえて、きれいに直りました。軽いものでしたらこの方法とラヴェンダーのエッセンシャル・オイルをつける方法を我が家では選びます。 アロエ・ジェルは化粧品会社のローションやクリームやシャンプーなどにも使用されています。自分で育てたものを使うことが出来るなんて嬉しいですね。食べ物や美容などのために使いたい方のために、今ではスーパーの野菜売り場に葉が一本ずつ売られています。アロエは姿が独特ですので、鉢植えにして飾りとして楽しむのもおすすめです。 育て方 日当たり良いか少し日陰の、水はけの良い場所を好みます。鉢植えで育て、土は堆肥と砂を2:1でミックスしたものが良いでしょう。寒さには弱く5度Cくらいが限度ですので鉢植えで管理すると冬の扱いが楽です。なお我が家のように長年育てていると、マイナスの日が年に何回かあっても、軒下でなんとか元気に冬越しできることもあります。実情は大きくなり過ぎて室内では邪魔になってしまったということですが、元気でいてくれてほっとしています。写真は1月13日の状態のものです。
桐原春子(ハーブ研究家)
桐原春子オリジナルホームページ http://www.geocities.jp/haru87herb/