特徴 原種と交配種があり葉に芳香があり、それはバラの香りや果物の香り、スパイスの香りなどがあります。匍匐性のものと立性のものがある多年草で、数年すると木化し低木となるものもあります。花はほとんどが散形花序で、距をもつがくがあり、五つのがく片と花弁によってできていますが、ふつう上弁の2枚は他の3枚と異なり模様が入ったり色が違っていたりします。また10本のうち7本までの棯性の雄しべがあります。
ペラルゴニウムは交雑しやすく、およそ600の種があるといわれておりその香りも様々です。その中で芳香療法や化粧品等の香り付けのために商業的に栽培されているバラの香りの種類はP.graveolensやP.capitatumなどで、この香りは鬱状態の気持ちや不安の気持ちを鎮静させ高揚させるといわれます。属名のPelargoniumはコウノトリのくちばしのことで、その果実の細くとがった形から命名されました。
原産地と栽培地 ペラルゴニウムの原種は温帯、亜熱帯に限られ、南アフリカが主な原産地で主にケープ地方です。その他では、オーストラリアやニュージーランドなどです。 現在では栽培地としてインド洋のレユニオン島などが知られています。
香りの成分 ローズゼラニウムの場合 精油、主にゲラニオール、その他リナロール、シトロンロールなど。
ペラルゴニウムはその全体の様子から4つのグループに分けることがあり、この分類を知ると、センティッド・ゼラニウムのことが理解しやすくなります。
桐原春子(ハーブ研究家)
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