センティッド・ゼラニウム
Scented Geranium
(Pelargonium spp)

桐原春子さんのご自宅で撮影した映像です。
 
センティッド・ゼラニウムはかつてはゼラニウム(ゲンノショウコ)属でしたが現在ではペラルゴニウム(テンジクアオイ)属です。そのため現在でもゼラニウムという言い方が残っていて、和名はニオイゼラニウム、英名はScented Geraniumまたは,Scented PelargoniumまたはScented Leaf Pelargoniumです。

特徴
原種と交配種があり葉に芳香があり、それはバラの香りや果物の香り、スパイスの香りなどがあります。匍匐性のものと立性のものがある多年草で、数年すると木化し低木となるものもあります。花はほとんどが散形花序で、距をもつがくがあり、五つのがく片と花弁によってできていますが、ふつう上弁の2枚は他の3枚と異なり模様が入ったり色が違っていたりします。また10本のうち7本までの棯性の雄しべがあります。

フェアーエレン
ジョイ・ルシール
スイート・ミモザ

 ペラルゴニウムは交雑しやすく、およそ600の種があるといわれておりその香りも様々です。その中で芳香療法や化粧品等の香り付けのために商業的に栽培されているバラの香りの種類はP.graveolensやP.capitatumなどで、この香りは鬱状態の気持ちや不安の気持ちを鎮静させ高揚させるといわれます。属名のPelargoniumはコウノトリのくちばしのことで、その果実の細くとがった形から命名されました。

原産地と栽培地
ペラルゴニウムの原種は温帯、亜熱帯に限られ、南アフリカが主な原産地で主にケープ地方です。その他では、オーストラリアやニュージーランドなどです。 現在では栽培地としてインド洋のレユニオン島などが知られています。

香りの成分
ローズゼラニウムの場合  精油、主にゲラニオール、その他リナロール、シトロンロールなど。


ペラルゴニウムはその全体の様子から4つのグループに分けることがあり、この分類を知ると、センティッド・ゼラニウムのことが理解しやすくなります。

(1)Ivy-leaved
(アイビーリーブド)
葉がアイビーによく似ている。株が垂れて花はゾーナルに似ている。
(2)Regal
(リーガル)
円形または卵形の深い鋸歯のある葉で花が大きめ。
(3)Zonal
(ゾーナル)
円形の葉に濃い模様が入る。
(4)Scented-leaved &Species
(センティッド・リーブドと原種)
香りの葉を持つものと原種


参考文献
■『桐原春子のハーブを楽しむ』 センティッド・ゼラニウムブック、ほるぷ出版

文・写真

桐原春子(ハーブ研究家)

桐原春子オリジナルホームページ


桐原春子さんのビデオはPLANT A TREE〜SHOPPINGでお買い求めいただくことができます。
また、苗木も多種揃えています。お楽しみ下さい。


1.セージ 2.ラヴェンダー 3.ミント 4.センティッド・ゼラニウム
5.ローズマリー 6.アカンサス 7.ハウスリーク 8.コモン・タイム
9.アポセカリズ・ローズ 10.ボリジ 11.ライム 12.ジャパニーズ
ハニーサックル
13.コーンフラワー 14.レモングラス 15.ホップ 16.マートル
17.カルダモン 18.ナスタチウム 19.キャロブ 20.スイート・バジル
21.セイクリッド・ボー・ツリー 22.デージー 23.アロエ・ヴェラ 24.チャーヴィル
25.カレー・リーフ 26.イランイラン 27.アガヴェ 28.サントリナ
29.フォックスグローブ 30.レッドベルガモット 31.チェイストツリー 32.ロケット
(伊名:ルッコラ)
33.ダマスク・ローズ 34.キンモクセイ 35.コリアンダー 36ベイ・ツリー
37.ウッドラフ 38.レモンヴァービーナ 39.サフラン 40.ダンデライオン
41.ビューグル 42.マロウ 43.フレンチタラゴンup  

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