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ローズマリーはシソ科の常緑低木です。学名はRosmarinus officinalis L.で英名はRosemaryです。和名は中国名の迷迭香(メイテツコウ)とよばれたこともあります。このローズマリーには数多くの変種と交配種があり香りや耐寒性の違いの他、樹形、葉の形、葉の色、花の色、茎、毛、根、などが異なります。 ローズマリーの樹高は、高くても2m程ですが、気候や栽培条件によって変化があります。また匍匐性や半匍匐性の種類は、それほと樹高がありません。 ローズマリーの葉は線形で無柄です。そして単葉で対生しています。上面は艶のある緑色で縁は下面に巻き込まれ下面は細かい綿毛が覆い灰緑色で、長さはおよそ3cmです。 花は唇形花を総状花序に輪生し色は淡いブルーから濃いブルーがかった紫色、白、桃色もあります。花期は秋から春ですが、夏に少し咲くものもあります。若い枝は少し軟毛があり、やがて木質となります。 樹形の特徴は、まっすぐに伸びる立性、途中から横に伸びる半匍匐性、低いままで育つ匍匐性がありこれもまたその環境によって変化します。 耐寒性はマイナス10度くらいは耐えられ、それ以下はアープという種類(マイナス23度で大丈夫)です。 精油成分としてはモノテルペン炭化水素、カンファー、ボルネオール、シネロール、リナロール、ベルベノールなどがあり、他にフェノール酸、カルノシン酸(ロスマリネシン),トリテルペン酸や、サポノサイド、タンニンなどがあります。
生または乾燥した葉をティーに。葉は肉料理やお菓子等の香り付け。その他入浴剤、ポプリや染色、クラフトの材料に。食用での使い過ぎは有毒なので注意。精油は決して飲んではいけません。商業的には精油が石鹸の香料調合剤やオーデコロン、トニック、ルームスプレーやパップ剤の成分として使われます。 薬効は、強壮、鎮痙、健胃、利尿、駆風、妨腐、通経、胆汁排泄促進などに使われます。
ローズマリーのいろいろの中から我が家で栽培している一部を紹介しましょう トスカナ・ブルー マジョルカ・ピンク ホワイト フォタ・ブルー 半匍匐性で濃い青紫の花。 コリンウッド・イングラム(ウッドともいう) フォタ・ブルーよりも濃い青紫の花でイギリスではベネンデン・ブルーと名付けられている。
トスカナ・ブルー 葉の幅が広く香りもまろやかで料理に。 マジョルカ・ピンク 立性で2メートルくらいに生長。短い葉が密生している。年中ピンクの花がよく花咲く。 ゴールデン・レイン 新芽が黄色っぽい。 ホワイト 立性で樹高は2m程です。白い花が可憐。最盛期は早春の頃。 シシングハースト 立性で淡いブルーの花。葉は他より細く長い。 プロストラタス 匍匐性の代表的な種類で樹高は30cm程。開花期間が長く四季を通じて咲く株もある。 アープ テキサス州で発見された種類で葉が細く、マイナス23度でも生育できる、ローズマリーの中では唯一強耐寒性です。 ロゼア 立性で2メートル程に生長。マジョルカ・ピンクより濃いピンクの花。
桐原春子(ハーブ研究家)
桐原春子オリジナルホームページ 桐原春子さんのビデオはPLANT A TREE〜SHOPPINGでお買い求めいただくことができます。 また、種と苗木も多種揃えています。お楽しみ下さい。