| 28. 富士山のちょっと変わった誕生のいきさつって? |
富士山は火山のなかでも、ちょっと変わったできかたをした山である。ふつう火山は、山地にできるもので、もともとの標高を差し引けば、火山そのものの高さは1000メートルほどしかないのが普通。ところが、富士山は平地にでき、3776メートル全体が火山なのだ。
富士山は、平地から何度も爆発を重ね、山容を大きくしてきた。だから、富士山は内部に古い火山を二つも持っている。その古い火山が噴火し、どんどん大きな山となってきたのだ。
富士山が何度も爆発して大きくなった背景には、富士山の特殊な位置がある。富士山の南の海域で、太平洋プレート、フィリピンプレート、ユーラシアプレートと三つものプレートがぶつかりあっている。三つのプレートがこすれあって、大量のマグマが生まれ、その膨大なマグマが噴出するたびに、富士山は大きくなってきたのだ。
(河出書房新社「雑学の日本地図300連発!」より)
逸話6「富士山はいつできた山? 」を参照のこと。
