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品川区南品川で1人暮らしをする斉藤八重さんは、夕食をおすそ分けに来る人や茶飲み友達に「古着があったら持って来て」と声をかけ続け、無理せずに、楽しみながら、モンゴルの貧困にあえいでいる子供たちに衣服や靴、紙おむつ、おもちゃ、文房具など子供が必要とするものを送っている。
斎藤さんは1999年に、モンゴルが大寒波により、この半世紀で最悪の被害を受けたのに対し、国際NGO「アジア・アフリカ環境協力センター(以下アセック)」(神戸)が子供たちに衣類や食料などを送り、支援していることをニュースで知った。着る物もろくになく、寒さなどから身を逃れようとしている子供たちを見て、大正末期の不景気に山形県米沢市で過ごした自分の幼い頃の姿がオーバーラップした。
それがきっかけで、斉藤さんはモンゴルの子供たちに送る服を集めたり、2人の子供の里親になったりして、支援するようになった。
友人に声をかけ続けた結果、月に段ボール箱1つくらいずつをアセックに送るようになった。衣類の仕分けや、段ボール詰め、宛名書きを訪れた友人が手伝ってくれる。アセックのある神戸からモンゴルへの送料を集めるために、居間のテーブルの真ん中に募金箱を置いている。
2001年8月には、アセックから誘いを受けて、初めてモンゴルへ行き、「マンホールチルドレン」と呼ばれる孤児たちを保護するモンゴル国立子供センターを訪れた。そこで、現地に届けられた衣類の大半は大人用で、子供服が少ないことがわかった。帰国してからは、なるべく子供服を持ってきてもらうようお願いしている。
実際に衣類を受け渡す場所に行き、現地の子供たちに会ったが、満足に服を着ていない子供も多く状況は想像以上だった。現地に届けられた衣類の大半は大人の物で、子供服が少ないこともわかった。以来、友だちには子供服を持ってきてもらうようお願いしている。
再び現地へ行きたいという思いを馳せ、今後生きている限り支援を続けていくと斎藤さんは強く語る。
なお斎藤さんは、閉じこもりがちな1人暮らしの高齢者が生き生きと暮らしていけるよう、助け合い学ぶための「品川福祉倶楽部・楓の会」の会長としても活動している。
※お願い
ご高齢の斎藤さんに負担をかけない為に、古着を寄付される方は、直接アセックへお送りください。また、斎藤さんは、この活動で一切利益を得ていませんので、着払いでの送付はご遠慮ください。
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| モンゴル国立子供センターから頂いた感謝状とメダルを手にする斎藤八重さん |
友人と古着を整理して箱に詰める |
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