PTPLよりメッセージ

NPO PTPLメッセージ映像
  もご覧ください。
NPO PLANT ATREE PLANT LOVE では、わたしたちのメッセージに共感しあえるような活動をされている個人・グループの方に協力したいと考えています。
皆さまから報告していただいた活動内容の中から、特に共感しあえる活動をされている方にPLANT A TREE PLANT LOVE奨励賞をお贈りいたします。奨励賞の実施は年4回、応募対象は日本及びPLANT A TREE PLANT LOVEの海外支局のある国に在住の個人・グループです。
(自薦・他薦を問いません)

受賞者に渡される盾 島田文雄先生 作
島田文雄 1948年、栃木県生まれ。
陶芸家、東京芸術大学教授。
国際陶芸アカデミー会員(IAC)。
海外での講演、ワークショップ等、多彩な活動を展開中。

NPO PLANT ATREE PLANT LOVE では、奨励賞受賞者の3分間プログラムを制作し、ホームページで紹介しています。

・TIMES、奨励賞特別番組(VHS)閲覧先一覧
  北海道・東北
  関東
  中部
  近畿
  中国・四国
  九州・沖縄
  海外
・奨励賞特別番組放送局一覧

(VHSテープ)をご希望の学校・図書館・集会所などは、事務局までご連絡ください、寄贈させていただきます。


若城より飯田さんご夫妻へ楯が授与
されました

11月18日(金)午後4時より、六本木にあるNPO PTPL事務所において第9回NPO PTPL奨励賞受賞式を開催いたしました。

授賞式にあわせ、過去の奨励賞受賞者の方々から今回奨励賞を受賞された飯田さんご夫妻へ応援メッセージも多数お寄せいただきました。さらに前回(第8回)のPTPL奨励賞を受賞した熊本の「Ecoシティ研究会・どんぐりの木」代表の若城浩史(現:NPO PTPL熊本支局長)も東京に駆けつけてくださり、飯田さんご夫妻に直接楯を授与していただきました。
※当日の様子は右のwin Mediaをクリックするとご覧いただけます。

飯田誠示さん、喜美子さんご夫妻。
いきいきとインタビューにお応えになられる様子。
飯田さんのご自宅にて撮影。

ともし灯ボランティアーズ
飯田誠示さん 飯田喜美子さん

飯田誠示さん(73才)、喜美子さん(74才)夫妻は、2001年からタイで飯田学校を開校。
「教育は貧困を克服する」の信念のもと、春と秋に1ヶ月間タイヘ行き、学生たちと寝食をともにしながら、日本語教育をおこなっている。授業料はすべて無料。大学生・高校生には奨学金も支給している。費用は、夫妻に共感する”ともし灯ボランティアーズの方たちの寄付や飯田さんの年金などをあてている。

飯田学校から巣立った卒業生は、大学に進学し、観光ガイドや保健衛生士、教師、日系企業の社員になる夢をもって勉学に励んでいる。



「人と人・人と自然のコミュニケーション」を活動理念としているPLANTATREEPLANTLOVEは、
飯田誠示さん、喜美子さんの活動に敬意を表し、第九回奨励賞を贈る。



シニアボランティア、飯田学校開校、そしてタイの山岳少数民族へ

飯田夫妻の歩み

89年

誠示さん、都内の機械メーカー取締役販売部長を定年を前に退職。
東洋大学文学部通信制卒業。日本語教師資格取得。

90年〜91年 誠示さん、JICAのシニアボランティア第1号として、マレーシアで日本語教育にあたる。
93年〜95年

JICAよりボリビアに派遣される。
喜美子さん、小学校教諭を退職後、同伴家族として同行。 生け花、日本舞踊、お茶、着付け、習字、音楽など幅広く日本文化を教える。
小型体育館を寄付。図書館を整備し、帰国後自費で本、VTRをダンボール箱180個分寄贈。

97年

ブータンに校舎を寄付。

98年〜2000年

喜美子さん、JICAのシニアボランティアとして、アルゼンチンで日本語教育にあたる。

2000年〜2001年 夫妻は、「地球市民の会かながわ」の紹介でタイのサムーン高校にて、中、高校生に日本語を教える。
飯田学校開校。
熱心に日本語の授業に取り組む飯田学校の生徒たち

タイには、日本企業が多いため日本語通訳をすることで高収入を得ることができる。 若者の日本語に対する関心は高い。

飯田流の教育はきびしい。遅刻はゆるさない。その熱意が通じたのか、帰国した飯田夫妻のもとに、生徒から「もっと日本語を勉強したい」という手紙が届いた。

たどたどしいが、丁寧に書かれた日本語の手紙を読み、飯田夫妻は、「よし!飯田学校を開こう」と決心したという。


飯田さんご夫妻の主催する日本語教師育成講座の様子

現在、飯田学校には、飯田さんが日本で主宰している「日本語教師養成講座」の受講生が先生として参加、夫妻をサポートしている。

「家族の生活のためにとわりきって会社勤めをしていた人生は、私にとって『第二の人生』、人のために生きている今の人生が『第一の人生』」と飯田さん。

                                                     

お二人にとって、まさに、タイのこどもたちと歩む今が、「第一の人生」なのである。



恩返しからふくらむ飯田さんの夢

飯田さんは、なぜ、私財をなげうってまで、タイの日本語教育に力を注ぐのだろう。

誠示さんと生徒たち
生徒たちと一緒に作った食事を
配膳する喜美子さんと
うれしそうに受け取る生徒たち

「私は、山形に疎開していたときとても貧しかったんです。修学旅行にもいかれなかった。そんなとき、先生がいかれるようにしてくれました。人から助けてもらったありがたさが身にしみました。そして、私もいつか、恩返ししたいと思っていました。」
タイでの飯田学校。それは、飯田さんにとっては、自分がうけたご恩を返すこと。

では、なぜ、教育なのか。

「恩返しがふくらんで、こういうのもあるな、ああいうのもあるなと動いているうちに、タイでの飯田学校に行き着きました。自分の教えた学生が大学生になって、保健衛生士になり、自分の村で働きたいといいました。教育は、その人に生きる力を与え、貧困から脱却させ、さらにその村の教育水準や衛生レベルをあげていくことにつながっていきます。教育をレベルアップして、その人の生活をしっかりしたものにしていく…それが、私の夢です。夢がないと、こういう活動は続かないんです。」

恩返しからふくらんだタイでの日本語教育の夢。
飯田夫妻の夢は、教え子たちによって、着実に紡がれている。

参考:飯田学校のあるサムーン

カレン族の子どもたちの住む家

タイ北部、チェンマイから北西部にあるサムーンに飯田学校はある。 生徒は、山岳民族カレン族の子どもたち。
学校には寮があるのだが、すさまじい状況。飯田さんが、寮のために家を借りてカレン族のこどもたちと掃除をしていたとき、猛毒をもつサソリが現れた。たたきつぶしたが、「もう一匹、ペアーでいるかもしれない」。飯田さんは、フマキラーを穴にふきつけた。すると、案の定もう一匹でてきて退治することができたという。「日本のような清潔な冷暖房が完備されたような生活ではないんですよ。水道も断水するし、電気はとまるし。 それが<現場>なんです」


・第八回奨励賞受賞者:『Ecoシティ研究会どんぐりの木』 代表 若城 浩史さん
・第七回奨励賞受賞者:『レクイエムロード』 代表 しらいみちよ さん
・第六回奨励賞受賞者:『クリーンボランティア530』 代表 津田政明さん
・第五回奨励賞受賞者:『ワン・ハンドレッド基金』古賀秀樹さん、古賀和子さん、他
・第四回奨励賞受賞者:『農と自然の研究所』 代表 宇根豊さん
・第三回奨励賞受賞者:大和永乗さん・新堀美茶子さん
・第二回奨励賞受賞者:『日韓アジア基金』 代表 禹 守根さん
・第一回奨励賞受賞者:『内モンゴル沙漠化防止植林の会』 代表 ボリジギン・セルゲレンさん